京都から北海道までフェリーを使って車を輸送してみた


やぁみんな、元気かい?

ちょっとした縁とタイミングが重なって車を所有することになったんだ。
kitaismで車に関する記事が多くなりそうな気がするのだが、興味がない人はそっとブラウザを閉じてくれ。

初めての車保有

オレのことが大好きなみんなは知っていると思うが、オレはカーシェアリングが大好きだ。タイムズカープラスのエヴァンジェリストとして評価して欲しいくらい大好きな気持ちで溢れている。

そういうわけで、車を所有したいという気持ちは今年に入るまで一切なかったのだが、実は今年か来年に狩猟免許を取得しようと動いていた。

狩猟免許と車というのはほとんどセットに近いため、そのタイミングで車を所有しようと考えていたんだ。

「タイムズカープラスの車で狩りに行けばいいじゃん」という声も聞こえてきそうだが、ネコを乗せただけで即退会という厳しいルールがあるため、狩猟のような用途では使ってはいけないと思うんだ。

そんなわけで買う車を検討していた日々が続いていたのだが、そのタイミングで車を譲ってもらえる話が湧いて出たので、急いで色々な準備をした。

  • 車両保険
  • 駐車場の契約
  • 輸送手段の確保

名義の変更などは急ぎではないらしいので、とりあえず上記の3点をさくっと進めた。

で、輸送手段の確保というやつなのだが、今回は奈良県から北海道まで車を輸送する必要があった。色々と調べたのだが、今回は自分でフェリーに積み込んで輸送するという手段を選んでみた。

新日本海フェリー

フェリーで車を運ぶだなんて… 人生初めての体験すぎて不安しかなかった。

関西から北海道に車を運ぶ場合、舞鶴→小樽か敦賀→苫小牧のどちらかになるようだった。今回は舞鶴→小樽のほうが移動時間が短いため、そちらを選ぶことにした。

もちろんフェリーの予約自体も初めてだったので不安だったのだが、なんと平日なのにほぼ満席で想定してた部屋を取ることができなかった。(おそらく車も満席近い)

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予約自体はWebを見ながら電話で行った。(車の輸送が不安だったため色々聞いた)

出港自体は夜中の1時なのだが、車は23:30あたりから積み込み開始という話だったのだが、不安が大きかったので3時間くらい前に舞鶴に到着した。

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夜中の舞鶴は驚くほどなにもなく、仕方がないので0時くらいに閉店となるファミレスに行って2時間くらいのんびりしてた。

 

ファミレスから港に戻ってみると船が到着していた。

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でかすぎである。

 

車は所定の待機場所に誘導され、時間がくるまで暇であった。

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車の中でのんびりしている人が多かった印象だ。

写真は撮っていなかったのだが、車の右側にはバイクの待機集団がいて、めちゃくちゃ楽しそうだった。

 

フェリーへの積み込みはボーディングブリッジのような施設から乗り入れるのだが、ブリッジ手前でチケットを見せる必要があり、慌ててる人が何人かいたようだった。

また、車には運転手しか乗ってはいけないことになっており、同乗者は歩きで他のルートから乗り込む必要があるため、家族連れの人たちが荷物を降ろしていた。

車両甲板

フェリーの車両甲板とか生まれて初めて見たので、それだけでテンションがあがった。

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先に積みこみを開始していたバイクは、鎖とベルトで完全に固定されていた。これは所有者が固定したのだろうか?

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トラブル防止のためだと思うのだが、出港すると車両甲板への入り口が完全に閉鎖されるため、車に荷物を置き忘れないようにするのが注意事項のようだった。

船の旅

船自体は非常に快適だった。20時間近い時間で圏外になるため、IT系の人はデジタルデトックスに最適かもしれない。

記事の上の方で「想定していた部屋が取れなかったと」書いたのだが、高い部屋だと空いているということだったのでそれを予約していた。(これは結果として非常によかったと思う)

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基本的に食事以外でやることが無いため、ほとんど時間寝てるかぼーっと海を眺めているかという感じになった。

船内でのイベントや映画上映などもあり、元気な人はそういうのに参加すると良いと思う。

 

天候に恵まれたせいか揺れはほぼなく、エンジンの振動だけをずっと感じていたのだが、電車に乗っているような感じなのか直ぐに眠たくなって快適に寝れた。

 

ちょっとおもしろいと思ったのだが、出港時間(午前1時)になるとあちこちでおっさんたちがビールを飲みながらはしゃいでいたことだ。

おそらくバイクの人たちだと思うのだが、めちゃくちゃ楽しそうで羨ましかった。

 

今回は2人部屋を使用したのだが、3人とか4人の部屋もあるっぽいので、女子の旅行とかにもオススメできる感じがした。

降りるときは同乗者も車で降りれるようだったので、小樽から直ぐに高速に乗って札幌に帰ってきた。22時過ぎくらいには着いてたと思う。

 

というわけで、行くときは不安要素が多かった車の輸送だったけど、船旅とあわせてめちゃくちゃ快適だった!という話でした。

以上。