AndroidユーザーのオレがiOSを半年間使った感想と比較


公開からかなり期間が空いたため、新し記事を書きました!

2016年になったのでAndroid vs iOSを考えなおしてみた

 

やぁみんな、元気かい?

オレは寝起きでピザを食ったので元気だよ。

ところでAndroidとiOSの比較とか興味ないか?

最初に結論

WindowsのコアユーザーはAndroidをオススメする

それ以外の人はiOSをオススメする

いま現在もフィーチャーフォンを使用してる方とmacユーザーに関しては特にiOSをオススメする。

なんでそんな事を言っているのか、気になった方は記事を読んでみて欲しい。

筆者の紹介

最初にオレの紹介をしておこう。この手の比較記事はどういう人が書いたのかというのが非常に重要だと思っている。

オレ自身はAndroidのコアユーザーだが、iPodTouch(第5世代 32GB)を所持している。IT系の技術者なので、仕事への準備という形で購入した。会社でiOSのアプリ開発を行っていなければ、買っていなかったと思う。

iPodTouchは今年の1月に購入したので、IT系の技術者としてはiOSの導入がかなり遅かったという状況だ。

とにかくiOSに慣れるため、最初の数ヶ月はAndroidをテザリング専用にし、iPodTouchをメインで使う生活を徹底していた。なのでiOSには直ぐに慣れた。

こんな感じの人が書いた記事という事を念頭に置いて記事を見て欲しい。Google教団、Apple教団への布教記事ではない。

ファーストインプレッション

iOSの端末をメインで使い始めて思ったことは、とにかく安定していること。それが一番大きかった。

機能として凄くいいと思ったのは、カメラと通知だ。

カメラは非の打ち所がない仕上がりで、しょぼいコンデジの変わりには十分に取って代わるものだと思った。もちろんAndroidでもカメラに気を使ってるメーカーはあるが、それでもiOSのカメラは凄いと思う。

通知は、通知が来た時に画面のスリープが一瞬解除される機能がすごくいいと思った。Androidでも出来なくはないが、アプリ側の実装の話になるので、基本的には出来ない。机の上においてあるAndroidのLEDが光ったら、手にとってロックを解除し、それが何だったのかを確認する必要がある。iOSではそんなことをする必要がないのが素晴らしいと思った。こういう細かいユーザーの動きとかもしっかり考えてるのは、さすがAppleといったところだろう。

Androidが通知でスリープ解除をしなかったのは、バッテリーがより深刻になるからだと思う。

できる事が確実にできるiOS・できる事が多いAndroid

iOSユーザーの人は何を言っているのかわからないと思うが、Androidユーザーの人はわかると思う。

例えば、写真を撮影してTwitterに投稿したい場合、以下のような動線になると思う。

Twitterクライアント起動 → 写真撮影 → 文字入力 → アップロード → 確認

このなんの変哲もない動作だが、Androidで行うと何かでつまづく場合がある。そんな頻繁に起こる話ではないのが、iOSと比較するとある程度体感できるレベルだと思う。このあたりがフィーチャーフォンのユーザーにiOSをオススメしたい一番の理由だ。

対してAndroidはiOSに比べてできる事が非常に多い。AppleがiCloudやパノラマ撮影などをテレビのCMで宣伝していたが、アドレス帳の同期とかはとっくの昔に実装されているし、パノラマ撮影に関しては更に次の次元(Photo Sphere)を実装している。

フラットデザインの採用(ICS)も非常に早かった。ただ、すべての先進的な機能が製品として完成されているかというとそうではない。ベータ版のような機能も混じっていることは確かだ。ベータ版でも新しいものを使ってみたいというユーザーには強くおすすめできる。

特筆すべき事は、バックグラウンドでの動作だが、それは後の方で書く。

アプリのクオリティが高いiOS・アプリの自由度が高いAndroid

iOSのアプリはどれもクオリティが高い。Appleが審査制をやり続けてるのは本当に凄いと思う。

Androidのアプリには審査がない。審査がないのでカオスなアプリが出回っていたりするのだが、これが非常に面白かったりする。

文字入力に関して

冒頭の方でiOSを使うことを徹底したような事を書いたが、実はどうしても我慢出来なくてAndroidを使ったことがあった。それは文字入力が必要なアプリ全般だ。(特にTwitter)

iOSの文字入力は、英語圏に特化しているように感じる。例えば以下の様な文を入力中に、blogをdiaryに変更したいと思った時、カーソルがどの位置にあってもblogあたりをタップするとblogの後ろにカーソルが移動する。たとえ、blogの「o」あたりをタップしてもgの後ろにカーソルが動く。

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これは単語の間にスペースを入れる言語では非常にスムーズな文字入力ができる。iOSの細かな気配りというか、ちゃんと設計してるなぁって思う。

対してAndroidは、タップしたあたりにカーソルが移動する。

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この違いがお分かりいただけるだろうか? 上の例だとiOSの方が優秀に見えるけど、これが日本語入力になると途端に話がややこしくなる。

例えば、「ブログを見ています」を「ブログを書いています」に変更しようとした場合、PCやフィーチャーフォン的な操作で考えると、「見て」を削除して「書いて」にすればいいのだが、ここで大きな差がでる。

iOSの場合、ワンタップだとどう頑張っても「て」と「い」の間にカーソルが合わないのだ。多分、無理に単語で解釈しようとしているんだと思う。

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ダブルタップで範囲選択にして、ドラッグして解除すればなんとかあうんだけど、Androidだとこれが一発できる。たとえタッチパネルの精度が悪かったとしても、カーソルボタンがあるので素早く目的の文字の前にカーソルを合わせることができる。URLを手動で入力しないといけないような場面では特にAndroidが有利だ。

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変換に関してもAndroidというかGoogleIMEの方が強い。iOSだと「やくもゆかり」が変換できないという深刻な事態が発生するので、iOSを使用している東方ファンの方は注意していただきたい。

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バックグラウンド動作のデメリットとメリット

iOSが安定して動作し、バッテリーが長持ちする理由として一番大きいと思われる部分が、バックグラウンドのアプリを許可していないということだ。(ここはiOS7になったら大きく話がかわるそうです)

iOSではユーザーが操作していないのに、急に端末から写真をアップロードするような気持ちが悪い動作は一切禁止している。というか、アプリを開かないと基本的にアプリは動かないのだ。

これがAndroidだと途端に話が変わる。

例えば端末で写真を撮影し、家に帰ってからFacebookで文章を入れて公開するとしよう。

iOSの場合、フォトストリームやDropboxから写真を探し出し、Facebookにアップロードしてから文章を入力して公開という形になるが、Androidの場合はバックグラウンドで写真を自動的にFacebookにアップロードすることができる。これはFacebookのアプリを起動しなくても、設定さえしておけばカメラで写真を撮影するだけで良い。

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家に帰ってからFacebookを開くと、Facebook側でこの写真を公開しますか?ような状態になるので、写真を探す手間もアップロードする手間も必要がない。

これがバックグラウンドでのメリットだ。

そしてこれが色々なアプリにあるせいで、Androidのバッテリー切れは深刻な状況になり、マルウェアのようなアプリが多く出回っている原因でもある。

端末を選べるメリットと選べないメリット

オレが高校1年生の時、携帯は大きな進化の真っ最中だった。白黒液晶と256色の液晶がクラスの半分くらいで分かれていて、当時はカメラ付き携帯なんてものはまだ無かった。

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この辺りの単語で青春時代を思い出せるのはオレと同じ年代だろう。

あの時はどんな気持ちだっただろうか? オレは人と違う携帯を手に入れて、メーカーやキャリアごとに違うUIでも楽しかったよ。

もちろん、操作が変わるのが面倒くさいから「D」出たら買う、「N」出たら買うっていういう人も結構いたはずだ。

これがAndroidとiOSの違いだ。わかるかい?

iOSは電話として使う場合はiPhoneを手に入れるはずだ。そしてiPhoneは白と黒と容量を選択するだけだ。何も考える必要はなく、手に入れた瞬間から最高の製品と感じるはずだ。

対してAndroidは、様々なハードウェアを比較して調べて買わないといけない。ただ、自分に必要な機能をチョイスして選ぶことができる。もちろんこれが煩わしい人も結構いるだろう。

AndroidのユーザーがiPhoneを買わない理由として一番大きいのは、「防水」の対応が無いことだと思う。
その他にもFeliCa対応、ワンセグ搭載など、個々のライフスタイルにマッチした端末を選ぶことができない事も大きい。

特に医療機器(体温計とか血圧計)はFeliCaで動作するものがあり、Androidじゃないと動作しないという製品もある。

BluetoothLEの製品が色々と出てきたら話が一気に変わりそうだな。

疲れた

他にも言いたいことが山のようにあるけど、ちょっと長文すぎるので気がむいたら別の機会に書いてみるよ。

今日の記事は全然まとまってないな…

 

以上。

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